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現場受入検査手順 (トルシア形超高力ボルト)
【準備方法】
- 軸力計を本体固定ハンドルで、手ごろな梁または支柱(H鋼材等)に固定します。
- 測定ボルトのナット側に呼び径に合わせたプレートを選定し、ボルトで固定します。
(ボルトの呼び径が変わるごとに、このプレートを適合サイズ用に取り替えます。) - 測定ボルトの呼び径に合わせたブッシングを、軸力計の後部から取り付けます。
【試験方法・手順】
①測定ボルトを後部から挿入し、軸力計前面に所定の座金及びナットをセットします。
※注意1) | ナット及び座金の取り付けは、それぞれ方向が決まっています、ナットは等級マークが外側になるように 座金は内径の面取り部が外側(ナット面)になるようにします。 | ||||||
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※注意2) | 測定ボルト首下標準寸法は、以下の通りです。
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②1次締め
1次締めはトルクレンチまたは1次締めレンチを使用して、トルク値を表1のように設定して締め付けます。
表1 1次締めトルク ボルト呼び径 1次締め付けトルク(N・m) M16 約200 M20・M22 約300 M24 約400
③マーキング
ボルト・ナット・座金及びプレートにわたりマーキングを施します(図1)。
④本締め
トルシア形超高力ボルトの場合 :超高力用シャーレンチを使用して、ピンテールが破断されるまで締め付けます。
※この時マーキングのずれはナットのマーキングのみ移動するのが正常な締付です。
※この時マーキングのずれはナットのマーキングのみ移動するのが正常な締付です。
⑤測定
締め付け後、軸力計のボルト軸力を読み取ります。
トルシアボルトの場合、トルク値の測定は必要ありません。
またナット回転量の測定は必要ありません。
(軸力計で締め付けた場合のナットの回転量は鋼材を締め付けた場合のナットの回転量よりも多めになります。)
トルシアボルトの場合、トルク値の測定は必要ありません。
またナット回転量の測定は必要ありません。
(軸力計で締め付けた場合のナットの回転量は鋼材を締め付けた場合のナットの回転量よりも多めになります。)
トルシア形超高力ボルト軸力の判定基準(平均値) | 単位(kN) |
呼 び 径 | 常 温 時(10~30℃) | 常 温 以 外(0~60℃) |
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S14T M16 | 161 ~ 193 | 155 ~ 203 |
S14T M20 | 252 ~ 302 | 242 ~ 317 |
S14T M22 | 311 ~ 373 | 299 ~ 391 |
S14T M24 | 363 ~ 435 | 349 ~ 457 |